今からおよそ600年前(西暦1427年/応永34年/室町時代)に大寧寺の「定庵禅師」が座禅中、住吉大明神から御告げにより発見。
大寧寺の第三世住職、定庵禅師の時代。月夜、定庵禅師が寺周りを散歩していると、石の上で座禅をしている老人に出逢い、名を聞くと老人は歌でこたえた。
「松風の声のうちなる隠れ家はむかしも今も住吉の神」
老人は長門一宮(下関)の住吉大明神であった。その後、定庵禅師の説法の席に通い、仏道を納め、応永34年3月23日、定庵禅師から法衣を贈られた報恩に報いるため、
『山の奥に温泉を出しておきましたのでご利用ください。』と告げた後、雷鳴とが轟き、老人は大きな滝の姿になり雲の上に消えて行ったという・・・

その昔、叶わぬ恋におちた湯女は思いの丈を綴った恋文を橋の上からそっと流したという恋伝説がございます。「川の流れよ、この気持ち、どうかあの人に届けておくれ」ということです。
また、「恋に焦がれて無く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす」と夏の夜に夢のように現れ、美しく舞う蛍たちはいじらしい湯女たちの化身だともいいます。

当館の自慢の天然温泉は露天風呂もございます。
自然の中で入るからこそ、すべて解放しリラックス。露天であるがゆえに落ち葉などが時折ございますが、これは本当に自然の中にある本物の温泉である証。
山や空を見上げ、風を感じ、新鮮な空気を思い切り吸い上げれば、日頃ため込んだものも、ふっと抜け落ちるでしょう。






泉質 | アルカリ性単純温泉 無色透明で高アルカリ性 湯は柔らかく肌触りが滑らかであり、化粧水にも似た湯であることから「美肌の湯」とも呼ばれる。 |
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効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進など |
利用時間 | 15:30~23:30 6:30~10:30 |